ねずみのすきま

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2023/03/05 進捗報告, ミスノンを使いたい気持ちをぐっとこらえる

お世話になっております。

3月になり寒さがかなり和らいできましたね。

学生のときに京都に引っ越してそのまま住み続けています。京都に越してきて思ったのは、「冬がやたら暗い」ということでした。なんでか知らないが真冬は昼過ぎになるととにかく曇る。朝晴れていても、示し合わせたようにさっと翳る。部屋は暗く底冷えし、洗濯物は乾かない。かくして学生は鬱々として下宿に引きこもるのであった。

というわけで昼過ぎでも明るいと、ああ春が来たなと思います。洗濯物も乾くし。もうちょっとしたらあっという間に夏の気配がするんですよね…。

 

すでに花粉が飛びまくっているそうですが、幸いアレルギーらしい症状は出ておらず「なんか目がザラザラするな」くらいで済んでいます。

進捗報告

  • まんが
    16ページ目入ったくらい。ほんまに週4ページしか描けんな。今週は飼っている老いぼれねずみのお世話などもあり、このくらいしか進められませんでした。
  • 別件のなにかのまんが
    なんらかの下書きにOKが出ました。うれしい。
  • 確定申告
    進捗80%

ミスノンを使いたい気持ちをぐっとこらえる

今週はちょっと与太話をします。カケアミと同じで、漫画を描いている人には当たり前のことに今更気づいたシリーズです。

原稿用紙につけペンで漫画を描く場合、ペン入れをミスしたり、枠線がはみ出たりしたら、ミスノンなどのホワイトで修正することになります。わたしは最近までミスしたらその場でミスノンを塗っていました。一見いいことのように見えますがこれがだめなのです。

例えばめんだこちゃんを描いていて、このように目の線がきれいに閉じられなかったとします。

あっはみ出した

その場ですぐミスノンを塗ります。きれいになった。

キレイニナッタゾ

ですが作業は終わっていません。めんだこちゃんの周りに枠線と集中線を引きたいのです。そこで鉛筆と定規で下書きをすると…

げげー

ホワイトを塗ったところが汚れてしまいました。ミスノンを塗った上から定規を当てたり、こすったりするとこうやって黒っぽく汚れてしまうのです。しっかり乾かしても同じです。わたしはバカだったので、こすって汚れたらまたすぐにミスノンを塗ってきれいにしていました。こうしてどんどん原稿は汚らしくなるばかりでした。

しかしある日、そのページを描き終えてから最後にミスノンを入れればいいことに気が付きました。そうすれば塗ったところをこすることはない。とても簡単なことです。アホすぎる。今すぐ実行しよう!

…しかしなかなか実行できませんでした。汚れたらすぐにきれいにしたくなってしまうのです。堪え性がないのです。これはもう精神力の問題だな、と思いました。すぐに結果を求める気持ちが強すぎて反射的にミスノンを塗ってしまう。恐ろしいことです。

 

以上のようなことを考えつつ、心に巣食うミスノンの悪魔を抑えつけ、なんとかして13ページめあたりから仕上げまで堪えられるようになりました。原稿もきれいです。こんなに違うものだとは…。まあスキャンしたら多分わからないと思います。

 

ではまた来週!